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2014年NHK大河ドラマとして放送された「軍師官兵衛」。V6の岡田准一演じる黒田官兵衛は豊臣秀吉の軍師として活躍しました。秀吉が慕う織田信長の死後、すっかり覇気を失った秀吉を立ち上がらせたのも官兵衛でした。

官兵衛自身、1年間の幽閉生活で足に障害が残ってしまうものの、采配は素晴らしく、秀吉の天下を支える需要な人物になります。

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軍師官兵衛の基本情報

放送日:2014年1月5日から12月21日
監督またはプロデューサー:中村高志
脚本:前川洋一
音楽:菅野祐悟
原作:原作なし

黒田官兵衛役:岡田准一

幼少期は剣の修練や勉学に身が入らずに悪知恵が働く持ち主でしたが、青年になり改心して剣術にも力を入れる傍ら、兵法書を読破するほどの知恵者になりました。その後、織田家臣として迎えられ大名の仲間入りを果たします。

編集部

岡田准一さんはV6でグループとしての活動も行いながら、趣味や特技を生かして仕事も積極的に行っています♪俳優としての活動がメインです。数多くの映画やテレビドラマ等に出演され、演技力を磨かれています。

また、日本アカデミー賞で最優秀主演男優賞・最優秀助演男優賞の2冠に輝くほどの実力の持ち主です!プライベートでは、資格を取得されていたり、自ら格闘技オタク名乗るほど、格闘技に熱中しています!

光役:中谷美紀

官兵衛と政略結婚をした官兵衛の正室です。元は光の姉である力が嫁ぐはずでしたが、激しく拒んでいたため、光が自らが名乗り出て嫁ぐこととなりました。才色兼備でありながら、持ち前の薙刀の腕で城主として領民を護ろうとする気丈な一面もあります。

編集部

中谷美紀さんは実力派女優として多くの受賞歴があります。英語とフランス語が堪能です♪正統派和風美人で着物姿の凛とした美しさに定評があり、CM・ドラマ・映画・雑誌で着物姿を披露する機会も多いです。

ご本人も着物好きなんだそうです。夫はビオラ奏者のティロ・フェヒナーさん。主な出演作品は『リング』『ホテルビーナス』など。

 

豊臣秀吉役:竹中直人

元々は織田信長の家臣でしたが、信長の死後に天下人となります。明るい人柄ですが、女癖が悪く、正室であるおねに激しく叱られる面も多々見受けられます。度重なる浮気をしていた秀吉でしたが、最期はおねの側で生涯を閉じます。

編集部

竹中直人さんは多摩美術大学在学中に映像演出研究会に所属し、8ミリ映画の出演や監督などをこなしていました。その時代にテレビのコーナーの「素人コメディアン道場」でチャンピオンになり、その後も素人参加番組に多数出演します。

俳優としても端役を多数こなしていましたが、1996年のNHK大河ドラマ「秀吉」で平均視聴率30%以上をマークするなど、豊臣秀吉の適役とされて、各局で4度も演じています。

 

母里太兵衛役:速水もこみち

官兵衛の家臣であり、槍の名人です。口下手で粗暴な面があり他の家臣との問題が絶えなかったものの官兵衛の口添えもあり、勇猛果敢で仲間を鼓舞できる槍の名手へと成長します。

 

編集部

速水もこみちさんは2002年、テレビドラマ「逮捕しちゃうぞ」で俳優デビュー。2005年のドラマ「ごくせん」でブレイクし、その後もドラマを中心に活躍します。2011年から『ZIP!』で料理コーナー「MOCO’Sキッチン」が開始され、大人気コーナーとなります。同コーナーは2019年3月で終了しましたが、同年YouTubeチャンネルが開設され、ウェブ上で料理を紹介しています。

 

黒田長政役:松坂桃李

官兵衛の嫡男です。官兵衛に認められたい気持ちが強く、空回りな行動をすることも多く、そのたびに叱責されてしまいます。しかしその行動も官兵衛に認められるようになり、家督を官兵衛から譲り受けます。

編集部

松坂桃李さんは日本の俳優、モデルです。芸能活動を始めたのは大学在学中でした。2009年、スーパー戦隊シリーズ侍戦隊シンケンジャー」で主演を務め俳優デビューを果たしました。

主な作品は、テレビドラマでは、『わろてんか』『この世界の片隅に』など映画では、『侍戦隊シンケンジャー』シリーズ『麒麟の翼 〜劇場版・新参者〜』『ツナグ』などがあります。

 

軍師官兵衛のあらすじ

全話あらすじを開く

第1話あらすじ 生き残りの掟

戦国時代、織田信長、豊臣秀吉、徳川家康の三英傑に重用され、次代の天下人に上り詰めるのではないかと恐れられながら、乱世を巧みに生き抜いた希代の軍師・黒田官兵衛について描きます。
播磨国の豪族・小寺政職に仕える筆頭家老・黒田職隆の嫡男として生まれた官兵衛は、家臣を困らせるほどのやんちゃぶりでしたが、幼くして母のいわを亡くして以来、跡取りとして、たくましい成長を遂げていきます。
播磨国内の勢力争いで黒田家が揺れる中、尾張国で頭角を現した武将・織田信長という変わり者に、官兵衛は興味を抱き始めます。

第2話あらすじ 忘れえぬ初恋

1561(永禄4)年に官兵衛は主君である政職の近習を務めることになり、幼なじみである母里武兵衛と共に御着城へと向かいます。櫛橋左京進らによそ者扱いを受けながらも淡々と命令を果たす官兵衛たち。
翌年、敵対する赤松政秀が挙兵し、官兵衛は初陣に出ることになりますが、軍議中に先鋒に加わりたいと自ら積極的に名乗りを上げる左京進に対し、官兵衛は出遅れてしまいました。
やがて合戦が始ってからは官兵衛は政職に戦況を知らせるために、武兵衛と合戦の最前線の様子を偵察に行きますが目の前で人が斬られる場面に遭遇してしまいます。
初めての光景にショックを隠し切れない官兵衛でしたが、敵のわなに掛かってしまった左京進に気付き、軍を指揮する職隆に伝えるため、急いで馬を走らせます。

第3話あらすじ 命の使い道

1564(永禄7)年正月、小寺家と浦上家の盟約の証しとして、浦上家の嫡男に嫁いだおたつでしたがが、婚礼のさなかに赤松軍が室津城を襲撃してきて、おたつは息を亡くなってしまいます。
官兵衛はすぐに反撃すべきと職隆や小寺家の重臣たちに進言しますが却下されてしまい、自分の意見が通らず荒れ狂う官兵衛に黒田重隆は、怒り任せに敵討ちをしても、おたつは喜ばないと官兵衛に言い聞かせます。
同じころ、織田信長が攻めあぐねていた美濃の稲葉山城で、斎藤龍興の家臣・竹中半兵衛が謀反を起こし城を乗っ取ってしまいます。
信長は家臣の木下藤吉郎を派遣し、美濃半国と引き換えに城を明け渡すよう半兵衛に持ち掛けます。

第4話あらすじ 新しき門出

1567(永禄10)年正月。室町幕府が衰退していく中、征夷大将軍の座を狙っている足利義秋は越前から上洛する機会をうかがっていました。
義秋は全国の大名に上洛の供をするよう呼び掛け、御着城で書状を受け取った政職は自分だけに届いたのではと上機嫌になります。
職隆にも届いていた事を知って、政職は謀反を起こされるのではと不信感を抱くようになります。
一方、お紺から話を聞いていた官兵衛は断固否定し、職隆に伝えるも嫌な予感が頭をよぎります。
程なく官兵衛は城下で偶然出会った櫛橋左京亮の娘・光と偶然再会します。光には姉・力がいて、政職は黒田家との結び付きを強くするため、官兵衛に力との結婚を勧めてきます。

第5話あらすじ 死闘の果て

1568(永禄11)年9月。織田信長が足利義昭の守護という大義名分の下、ついに上洛します。
信長の命令によって戦で荒れ果てて街並みを1ヶ月で立て直した藤吉郎に官兵衛は尊敬の念を抱くようになります。
同年10月、義昭が15代将軍に就任すると、政職は娘を側室として嫁がせた赤松政秀に対抗しようと躍起になります。
官兵衛は名ばかりの将軍より信長に取り入るべきと進言するものの、政職は信長を見くびってしまい、聞き入れる様子がありません。
官兵衛が都や各地の動向を気に掛ける中、藤吉郎は隠居中の竹中半兵衛に信長に仕えるよう説得しに行きます。

第6話 信長の賭け

1572(元亀3)年。官兵衛を守る形で亡くなった武兵衛を継いで官兵衛の家臣となった太兵衛でしたが、気性が荒すぎて他の家臣と衝突してばかりいました。
そこで官兵衛は、善助を家臣の束ね役に任命します。善助の叱責も効果がなく、太兵衛はまたもや喧嘩騒ぎを起こしてしまいます。
そんな中、官兵衛の子・松寿丸は成長して5歳になっていました。
一方、織田信長の比叡山焼き討ちを機に反信長勢は増大していて、その中には足利義昭も加わっていました。
信長を見くびり、官兵衛の意見に耳を貸さない政職のことを官兵衛はだんだん違和感を抱いていました。

第7話あらすじ 決断のとき

1573(元亀4)年7月。室町幕府を倒した織田信長の勢いは、もう止められず、播磨は織田と毛利に挟まれ両者の草刈場になることが不可能な状態になってしまいます。
そんな中、毛利の軍師・安国寺恵瓊が官兵衛に会いたいと姫路城にやって来ます。
黒田休夢らは警戒するも、官兵衛は毛利を陰で操る恵瓊に興味を持っていて、目下の情勢について意見を交わします。
同年、信長が小谷城を攻め落とし、ついに浅井家までを滅ぼすと、播磨では、信長の毛利攻めを見越して恵瓊が暗躍し、毛利側に付く武将が続出していました。
やがて小寺家と官兵衛らその家臣も、織田と毛利のどちらに付くか決断を迫られる時が来てしまいます。

第8話あらすじ 秀吉という男

1575(天正3)年夏。官兵衛は政職の名代という形で岐阜城を訪ね、織田信長に謁見を果たします。
官兵衛が語る毛利攻めの計略に反論する柴田勝家らを、官兵衛はひるむことなく論破していきます。
信長に面白いと言わしめ、播磨出兵の約束を得ることに成功し、その大将に秀吉を任命します。
その後、官兵衛らは秀吉に連れられて長浜の城下町に赴き、の繁栄ぶりに目を見張りつつ、信長に買われている秀吉の知恵や機転を感心の眼差しで見ていました。
一方、御着城で知らせを受けた政職は安堵し、官兵衛の働きを称えるものの、織田軍の先鋒を嫌がり、躊躇っています。
同じころ、安芸では毛利家の知将・小早川隆景らが将軍の座を追われた足利義昭を抱き込もうとしていました。

第9話あらすじ 官兵衛試される

1575(天正3)年夏。官兵衛は秀吉の居城・長浜城で竹中半兵衛と対面します。
優秀な軍師として名高い半兵衛との出会いを喜ぶ官兵衛でしたが、喜んでいる間もなく、半兵衛から毛利方に付く者の多い播磨をどうまとめるのかと挑発されてしまいます。
官兵衛は播磨の三家、小寺・別所・赤松の当主を織田信長に謁見させると約束し、それが叶えば播磨側の形勢は一変すると主張します。
半兵衛に挑発された官兵衛は急いで姫路に戻り、政職に信長拝謁のために上洛してほしいと進言しますが政職は嫌がります。
さらに宿敵・赤松家の賛同を得られるはずがないと一蹴します。
官兵衛は赤松家と別所家を見事に説き伏せるものの、政職だけは断固拒否を貫いている間に御着城に大軍が押し寄せてきてしまいます。

第10話あらすじ 毛利来襲

1576(天正4)年初夏。毛利軍が姫路近くの浜に上陸します。
官兵衛は五千人もの軍勢に呆然となりますが、家臣たちを奮起させて出陣して御着城へ向かいます。
しかし、小寺軍はわずか千人にも満たない状況で、櫛橋左京進は織田方に付くよう勧めた官兵衛を非難します。
織田の援軍を期待したい官兵衛でしたが、織田軍は顕如率いる石山本願寺の門徒衆を前に苦戦して、ケガを負ってしまいました。
同盟を結んだ赤松・別所からも援軍がやって来る気配はなく、官兵衛は戦術を熟考した末に善助を毛利の陣営に潜り込ませることに成功します。
翌日に毛利軍が総攻撃してくるとの情報を得た官兵衛は、明朝奇襲を仕掛けることに決めます。

第11話あらすじ

1576(天正4)年夏。織田と毛利の水軍が激突し、織田軍が大敗してしまいます。
さらに信長の命令で秀吉の播磨出陣が中止になってしまいます。
足利義昭の仲立ちで上杉・武田・北条が和睦し、織田軍の形勢はかなり悪化していました。
半兵衛は播磨の情勢を懸念する官兵衛に、備前の宇喜多直家を味方に付けるよう助言します。
官兵衛は直家と近い人物の上月景貞に嫁いだ義姉・力に頼みこみ、直家との面会を果たすことに成功します。

第12話あらすじ 人質松寿丸

1577(天正5)年夏。善助の妻・お道に子が授かり、官兵衛と光も喜びます。
同じころ、大和国の松永久秀が信長に反旗を翻し、信貴山城に籠城します。激高した信長は播磨出兵の前に久秀を討つ事を決断し、人質として預かっていた久秀の息子の首を斬ってしまいます。
さらに織田に付いた播磨の武将たちの謀反を防ぐために、人質を差し出すよう命じてきます。
小寺家からは政職の一人息子である斎を人質に決めますが、病を理由に期日の延期を申し入れ、官兵衛が信長に取り次ぎ認められるも、斎の病状はなかなか回復せず、しびれを切らした信長が激怒してしまいます。
窮地に追い込まれた官兵衛は猛反対する光を説得し、斎の代わりに松寿丸を差し出す決意をします。

第13話あらすじ 小寺はまだか

1577(天正5)年10月。官兵衛は播磨に到着した秀吉に姫路城を献上します。
官兵衛の心意気に感激した秀吉は、義兄弟の契りを結び、その誓紙を官兵衛に渡します。官兵衛は誓紙を家宝にすると喜ぶものの、姫路城を献上したことに職隆は政職の機嫌を案じています。
程なく官兵衛が説いて回った播磨の地侍たちが次々と姫路城を訪れ、秀吉に謁見しにきます。
しかし別所長治は病を理由になかなか訪れず、叔父・重棟が代理で訪れます。
さらに政職までも病にかかったとうそをつき、家臣をよこされた秀吉はついに苛立ちます。
焦る官兵衛は政職に秀吉への謁見を懇願しますが、一蹴されてしまいます。
一方、秀吉は半兵衛の助言に従い、別所家をつなぎ留めるため、松寿丸と重棟の娘の縁談を持ち出してきます。

第14話あらすじ 引き裂かれる姉妹

1577(天正5)年晩秋。播磨平定に乗り出した秀吉軍は福原城を一夜で陥落させます。
残すは、織田と毛利の最前線に位置する上月城のみとなり、勢いに乗った秀吉軍は、休む間もなく上月城に攻め入ります。
そんな中、官兵衛は光の姉・力の夫で上月城の城主・上月景貞を訪ねます。戦況を説明し、上月城を開城するよう説得を試みるものの、織田方に寝返ることはできないと断られてしまいます。
景貞の説得に失敗した官兵衛は先鋒に名乗りを上げ、苦渋の思いで攻撃を開始します。

第15話あらすじ 播磨分断

1578(天正6)年正月。秀吉の願いがかない、信長自ら毛利攻めに出陣することが決まります。
それに伴い、荒木村重は信長から石山本願寺との和睦を急ぐようせかされ焦っていました。
村重は、顕如を何度も説き伏せようとするものの、門徒衆の信長への恨みは根深く、交渉は難航していました。
毛利攻めの評定を目前に控え、光の兄・左京進が毛利方に寝返るのではと懸念した官兵衛は、御着城に急行します。

第16話あらすじ 上月城の守り

1578(天正6)年2月。毛利の調略で懸念していた櫛橋左京進ら諸将が寝返り、播磨は分断されてしまいました。
官兵衛らは軍議を開き、毛利方に寝返った別所家の居城・三木城周辺の支城から攻めることを半兵衛から提案されます。
さらに秀吉は毛利と別所の双方からの攻撃に備え、本陣を書寫山・圓教寺に移し、姫路城を職隆と光に託します。
程なく圓教寺で本陣造りにいそしむ官兵衛らの元を荒木村重が訪れてきます。
官兵衛は村重に上月城への援軍を要請するものの断れてしまい、ついに上月城は孤立してしまいます。

第17話あらすじ 見捨てられた城

1578(天正6)年6月。秀吉と官兵衛は上月城への援軍を待っていたが、信長は秀吉に撤退を命令します。
秀吉はこのままでは播磨での織田の信用が失墜すると訴えるも、信長の決断は覆らず、やむなく兵を引くことになりました。
しかし、官兵衛は一人、上月城に潜入して山中鹿介と尼子勝久に援軍が来ないことを詫びて二人を逃がそうとしますが、二人は潔く降伏を受け入れて官兵衛は悔し涙を流します。
程なくして、官兵衛は鹿介を救えなかったやり切れない思いを半兵衛に明かしますが、半兵衛は信長の決断は正しかったと断言します。
一方で村木荒重は信長の非情なやり方に疑問や不信感を募らせていました。

第18話あらすじ 裏切る理由

1578(天正6)年8月、秀吉らは三木城攻めに向けて軍議を開いていました。
官兵衛と半兵衛は兵糧攻めを提案しますが、秀吉は三木城を完全に孤立させる作戦をとるという指示を出します。
一方、神吉城攻めで不手際を犯した荒木村重が、釈明のため安土城に登城するものの恐れていた信長からの処分はなく、村重は胸をなで下ろします。実は信長は堂々と申し開きをした村重を評価し、天下布武に必要な人材と考えていたのです。
程なく、村重が籠城に備えて米を買い占めているとのうわさが立ち、謀反の疑いが浮上してしまいます。驚いた官兵衛は村重に会って真偽を確かめようとするも、秀吉に制止されてしまいます。

第19話あらすじ 非情の罠

1578(天正6)年10月。荒木村重は信長に反旗を翻し、村重の居城・有岡城をはじめ摂津一国も毛利方に寝返りました。
織田軍は一気に窮地に陥り、官兵衛らも愕然としてしまいます。
秀吉は明智光秀と共に、村重に謀反を思いとどまらせるため有岡城へと向かいますが、村重の意志は固く、秀吉らを一蹴します。
さらに政職も籠城の準備を始めるとの知らせが入ります。実は村重は政職をも巻き込み、政職も信長を見限っていました。
井上九郎右衛門ら家臣は、職隆の忠告にも耳を貸さない政職を討つと奮起しますが、官兵衛は家臣を制して御着城へ向かいます。
政職を説得し、村重を説き伏せれば考えを改めるとの約束を取り付けることに成功します。

第20話あらすじ 囚われの軍師

1578(天正6)年11月。信長は荒木村重を討つべく摂津に出陣します。
信長は半兵衛の進言の通り、村重の居城・有岡城をとりでで囲むように命令します。
さらに信長は、イタリア人宣教師を利用し、村重の配下にいるキリシタン大名・高山右近にも脅しをかけ、恭順させることに成功します。
そのころ村重の説得に向かったもののそのまま幽閉されている官兵衛は、それでもなお考え直すよう必死で村重を説得していました。
片や村重も官兵衛を自分のところの軍師として取り込もうと口説きます。両者共に一歩も引かないため、官兵衛は村重の妻・だしの協力を得て逃亡を試みます。
一方、村重は政職に官兵衛を殺害したと通告しており、播磨中に官兵衛の死のうわさが広がってしまいます。
しかし、職隆や光、家臣たちは官兵衛の無事を信じて結束を固め、官兵衛救出作戦に乗り出そうとします。

第21話あらすじ 松寿丸の命

1578(天正6)年12月。信長は荒木村重の居城・有岡城に総攻撃を仕掛け始めるものの、多大な損害を出し攻撃は失敗に終わります。
信長は官兵衛が村重に入れ知恵したと誤解し、人質である松寿丸の処刑を命令します。秀吉は官兵衛が裏切るはずはないと否定するものの、信長には一蹴されてしまいます。
そこで半兵衛が処刑役に名乗りを上げ、長浜城に向かいます。
一方、善助らは有岡城下に潜伏して、官兵衛救出の機会をうかがっていたものの、程なく松寿丸処刑の知らせが届き、愕然とします。
同じころ、獄舎で村重から松寿丸の死を知らされた官兵衛も泣き崩れてしまいます。

第22話あらすじ 有岡、最後の日

1579(天正7)年4月。有岡城に籠城を続ける荒木村重は、毛利の援軍が一向に現れないことにいら立ちを隠しきれなくなっていました。
そんな中、善助らは人目を忍んで土ろうに近づき、官兵衛のかすかな声を聞き取って無事を確認します。
善助らは一度城外に退き、官兵衛救出の好機を待つことにします。
姫路城で善助からの書状を受け取った光らは、官兵衛の無事を知り涙を流して喜びます。
秀吉は半兵衛に官兵衛の無事を知らせると、半兵衛も実は松寿丸も生かしていると告げます。
さらに、有岡城を落とすために今こそ宇喜多直家を調略すべきと進言します。
秀吉が早速取り掛かろうとしたところ、半兵衛は程なくして息を引き取ります。

第23話あらすじ 半兵衛の遺言

1579(天正7)年11月。織田軍の総攻撃によりついに有岡城が落城します。だしらは織田方に捕らえられてしまうものの村重は逃亡先の尼崎城にこもっていました。
善助らに救出された官兵衛が有岡城下で介抱されていると、秀吉も駆け付け、半兵衛が亡くなったことを知らされます。
秀吉は衰弱し切った官兵衛をいたわる一方、変わり果てた姿のままで信長に謁見しようと切り出します。
それは半兵衛の遺言で、官兵衛に掛けられた裏切りの疑いを晴らすためでありました。
秀吉と官兵衛は、早速信長の宿所へ向かいます。半兵衛の読み通り、信長は松寿丸を処刑したことを官兵衛に詫びようとしますが、そこに松寿丸が突然現れます。

第24話あらすじ 帰ってきた軍師

1580(天正8)年。秀吉の本陣で三木城攻めの策を軍師として進言する官兵衛の姿がありました。
有岡城が落城し、宇喜多直家が織田方に寝返ったことで、それまでの勢いを失った反織田勢力は、三木城の別所長治と御着城の政職のみになっていました。
程なく三木城を陥落寸前に追い詰めた官兵衛は、長治の叔父・重棟と共に長治の元へ向かいます。別所一族の首を差し出せば家臣の命は保証すると長治に告げ、降伏を迫り、長治は開城を決断するものの、長治のもう一人の叔父、賀相は最後まであがきます。
一方、御着城では政職に愛想を尽かした家臣が続出していました。
三木城落城を知った政職は息子の斎を連れて逃げ出すも、母里太兵衛らに捕まり、官兵衛の前に連行されてしまいます。

第25話あらすじ 栄華の極み

1581(天正9)年2月。毛利攻めを前に秀吉から策を求められた官兵衛は、まず鳥取城の奪回を進言します。さらに、明智光秀に援軍を要請するための交渉役を買って出ます。
官兵衛は、織田家中の出世頭となった光秀に面会し、様子をうかがっておきたいと考えていたのです。
一方、光秀の居城・坂本城を公家の吉田兼和が訪れます。
兼和は、信長が朝廷の権威をないがしろにしていることに不安を抱いており、信長に官職を受けさせるよう、光秀に頼み込みます。
程なく官兵衛が坂本城へ向かうと、光秀は広大な領地を提示し、官兵衛の才能を見込んでを軍師として迎えたいと打診します。

第26話あらすじ 長政初陣

1582(天正10)年3月。松寿丸が元服して長政と名を改め、初陣を迎えることになりました。
光や職隆からも激励された長政でしたが、はやる気持ちを抑え切れずに意気揚々とするものの、活躍の場がなく苛立ち始めます。
官兵衛はそんな長政を厳しい目で見ていました。
そのころ、信長の元に、宿敵である六角次郎が恵林寺に潜んでいるとの情報が届きます。
信長は六角を引き渡さなければ寺ごと焼き払うと脅し、恵林寺の住職・快川紹喜を師と仰ぐ光秀は、かねてから信長に恐怖心を抱いていたこともあり、さらに心を痛めてしまいます。

第27話あらすじ 高松城水攻め

1582(天正10)年。降伏を拒否する清水宗治に対して、”水攻め”を官兵衛は提案します。
石田三成の主導で堤の普請が大急ぎで進み、秀吉は毛利軍主力との激突に向け、信長の出陣を実現すべく手はずを整えます。
一方、成長した後藤又兵衛が現れ、黒田家家臣として迎えます。
そして着工からわずか12日で堤が完成し、水攻めを開始します。
官兵衛の読み通りに高松城は孤島と化し、小早川隆景ら毛利勢をあぜんとさせました。

第28話あらすじ 能寺の変

1582(天正10)年、官兵衛は秀吉と共に石井山の本陣で信長の到着を待っていました。
一方、京では明智光秀が反旗を翻し、信長が滞在している本能寺を襲撃します。
信長はお濃や蘭丸らと応戦するも、明智軍との戦力の差は大きく、本能寺は炎上してしまいます。
最期を悟った信長は、炎の中で自ら命を絶ります。
京の商人から信長の死を聞いた長浜城のおねは、城より命が大事と家臣たちに言い聞かせ、城外へ避難させます。
一方、徳川家康は道中の宿場で切腹しようとするも、本多忠勝らに説得されて三河を目指すことにします。
光秀は信長を討ち果たしたことを全国の大名に知らせ、評定を開きます。

第29話あらすじ 天下の秘策

1582(天正10)年6月。信長の死の知らせに泣き崩れる秀吉に、官兵衛は一刻も早く明智光秀を討つべきと秀吉に進言します。
早速、秀吉たちは京に戻る準備に取り掛かかります。
官兵衛はまず、ひそかに安国寺恵瓊と会談し、秀吉に天下を取らせるため、信長の死を秘したまま毛利との和睦を進めたいと申し出ます。
かねて秀吉を買っていた恵瓊は賛同して備中高松城へ向かい、かたくなに籠城し続ける城主・清水宗治に、これ以上の抵抗は無駄だと説き、小早川隆景とも面会します。
そこに官兵衛も駆け付け、和睦の約束を取り付けます。
信長の死を知ってからわずか数時間で手はずを整えた官兵衛は、自陣に戻り、何としても秀吉の敵討ちを成功させるべく、善助ら家臣団を鼓舞します。

第30話あらすじ 中国大返し

1582(天正10)年6月7日。明智光秀を討つために京を目指す秀吉軍は姫路城に入城します。
光の指揮で炊き出しが行われ、わずか1日で備中から戻ってきた一行を労います。
秀吉に続いて姫路城に向かう官兵衛は道中、先回りした長政に同行していた後藤又兵衛と再会を果たします。
姫路に到着した官兵衛は、里心がつかないようにと考え、屋敷に近い兵士も城内にとどまることを指示します。
一方、秀吉は兵士の士気を維持するため、城内の金銀を全て分け与えます。
出陣前夜に開かれた評定で、官兵衛は、光秀に秀吉軍の動きを知らせて動揺させる策を提案します。
早速秀吉は光秀に使者を送り、9日早朝、早々に出陣します。

第31話あらすじ 天下人への道

天正10(1582)年6月27日。清洲城に織田家の重臣が集い、信長の後継者と領地再配分を決める評定が開かれました。
信長の三男・信孝と主張する筆頭家老・柴田勝家に対し、秀吉は信長の嫡孫・三法師こそ後継者と主張します。
評定は官兵衛らの思惑通りに進み、激怒した勝家は秀吉に対抗するため、信長の妹・お市と祝言を挙げます。
約3カ月後、三法師を喪主に立て信長の葬儀を行う計画を立てる秀吉に勝家らは反対し、秀吉もしびれを切らしてしまいます。
官兵衛が岐阜城に三法師を迎えに行くも、信孝は拒否します。やがて10月15日、秀吉は信長の四男で自身の養子である秀勝を喪主に据え、盛大な葬儀を強行してしまいます。

第32話あらすじ さらば、父よ!

天正12(1584)年3月。秀吉は、小牧・長久手の戦いで織田信雄と同盟を結んだ家康と激突します。
官兵衛も不在の中、大敗を喫するも秀吉は信雄を追い詰めて和議を結ぶものの、家康を屈服させられなかったことを根に持っていました。
そのころ秀吉は、石田三成を通じて茶々に接近し、関白になる前に家康を屈服させると宣言していました。

第33話あらすじ 傷だらけの魂

天正13(1585)年。豊臣姓を賜り関白に就任した秀吉は、石田三成らに官位を与え、”天下惣無事”を掲げて大名同士の私戦を禁じました。
秀吉は家康が臣従しないことに不満を抱くも、官兵衛の進言通り、家康との戦は避けることに決めます。
官兵衛の前に道薫が現れ、茶々が有岡城での戦いの話を聞きたいと所望していて、秀吉に頼まれたため、官兵衛にも同席してほしいと話します。
官兵衛は道薫と共に大坂城に出向くも、道薫が茶々に暴言を吐き、秀吉の逆鱗に触れてしまいます。

第34話あらすじ 九州出陣

天正14(1586)年4月。薩摩の島津義久が九州で勢力を拡大していました。
豊後のキリシタン大名・大友宗麟に泣き付かれた秀吉は九州征伐を決意します。
官兵衛は蜂須賀小六らと先陣として豊前に入ることになりますが、官兵衛は秀吉に対し、九州攻めの前に家康の脅威を取り除いておくように進言します。
石田三成は、徳川の家中は揺らいでいると主張するものの、官兵衛は逆に徳川の結束が強まっていると読んで、戦わずして家康の上洛を促すよう策を練ります。

第35話あらすじ 秀吉のたくらみ

遂に家康が秀吉に帰順することが決まり、東の脅威がなくなった秀吉の九州出陣が決定します。
九州に先乗りしていた官兵衛は、豊前の領主・宇都宮鎮房に本領安堵を約束し、味方につけます。
自ら出陣した秀吉は九州でキリシタンが大きな力を持つことを知り警戒を強めてしました。
熱心な信徒である右近や官兵衛の不安も高まっていましたが、この不安が的中していしまいます。
一方、かねてから秀吉が通い詰めていた茶々が秀吉の求愛を受け入れると言い、秀吉は大喜びします。

第36話あらすじ 試練の新天地

天正15(1587)年6月、秀吉はキリシタンを弾圧しました。
高山右近は信心を貫き、自ら大名の地位や財産を捨て、秀吉の下から去ります。
一方、九州を平定した秀吉は領地を分配し、官兵衛は豊前六郡を与えられますが、そこは官兵衛自身がに本領安堵を約束した領地でした。
官兵衛は秀吉に意見するも聞き入れられないことが増え、伊予への国替えを命じられた鎮房は、官兵衛に恨みを抱き始めます。
官兵衛の命を受け、長政は家臣らを連れて新たな居城・馬ヶ岳城へ向かいます。
一方、官兵衛は城井谷・大平城にしぶとく居座る鎮房の心情を察し、慎重に説得をしようとするものの、やがて肥後の各地で一揆が起こり、反発心を募らせた鎮房も決起します。

第37話あらすじ 城井谷の悲劇

天正15(1587)年9月、大規模な国人一揆に同調して城井谷・大平城に居座っていた宇都宮鎮房がついに挙兵します。
城井谷付近に陣を構えていた長政は、城門が開いていると知ると、又兵衛の制止を振り切り独断で追撃してしまいます。
罠だと警戒していた官兵衛は馬ヶ岳城で長政の暴走を聞いて愕然とし、長政は城に続く一本道で立ち往生し、討ち死にする兵も続出してしまいます。
命からがら逃げ帰った長政は、官兵衛に厳しく叱責されて悔し涙を流します。

第38話あらすじ 追い込まれる軍師

長政は独断で宇都宮鎮房らを暗殺し、官兵衛は朝房を自らの手で刺殺していました。
そのころ、秀吉は家臣は将棋の駒で自らが神の如く自在に操ると豪語するようになっていました。
おねはその言葉に違和感を覚えながらも見守っていました。
官兵衛は秀吉から明への侵攻を聞かされ、猛反対すると秀吉の怒りを買ってしまいます。
おねは官兵衛と会い、秀吉は天下人になって人が変わった、家中をまとめる暇無く天下人となったので家中が割れないか心配だとこぼしていました。

第39話あらすじ 跡を継ぐ者

天正16(1588)年秋、茶々が懐妊し、秀吉は大喜びします。
茶々もおねに跡継ぎを産むと勝ち誇った態度を見せていました。
秀吉は、官兵衛を天下人になる器量の持ち主と恐れ、その話を家康から聞いた官兵衛は驚き、悩んだ末に家督を長政に譲ることを決意します。
驚く家臣たちでしたが、茶々の懐妊で守るべきものができた秀吉はますます疑心暗鬼になってしまいます。
若い長政は自分に父・官兵衛の代わりは務まらないと尻込みするも、糸に奮起を促されて前向きに受け止められるようになります。
その後、官兵衛は大坂城へ赴き、秀吉に隠居を願い出るが、秀吉は猛反対します。

第40話あらすじ 小田原の落日

天正17(1589)年8月。秀吉の世継ぎ、鶴松は茶々と共に淀城から大坂城に移っていました。
代わりに、秀吉はおねを聚楽第へ呼び、大名の妻子を上洛させて、おねに仕切らせるつもりでいました。
同年11月、秀吉が北条討伐令を発します。官兵衛は小田原攻めに備え、通り道となる駿府城や付近の修繕を家康に勧めていました。
家康は素直に聞き入れ、早速、家臣に命じます。翌年3月、豊臣軍主力が出撃するも北条氏政が籠城したことで戦は長引き、暇を持て余した秀吉は茶々を呼びよせます。

第41話あらすじ 男たちの覚悟

天正18(1590)年7月、小田原城が開城になり、秀吉は家康の力を奪うため、旧北条領の関東に移るよう命じます。
官兵衛は家康に国替えに不満があれば、秀吉に意見してみると話します。官兵衛は軍師として、秀吉の傲慢な振る舞いを止めさせる決意を密かに固めていました。
9月、秀吉はついに天下を統一を成し遂げます。
おねの計らいで、秀吉と官兵衛が祝杯を挙げることになり、官兵衛は遠回しに大陸への出兵をやめさせようと諭すものの、逆に秀吉を怒らせてしまいます。
11月、朝鮮国王の使者が秀吉に謁見し、秀吉は朝鮮が服属したと喜んでいましたが、実は朝鮮側は日本国内の天下統一の祝いに訪れただけでした。
官兵衛らは秀吉に真相を明かして苦言を呈すも、秀吉は全く聞く耳を持ちません。
一方で石田三成は秀吉に利休の悪いうわさを吹き込み、なにやら企んでいる様子が伺えます。

第42話あらすじ 太閤の野望

天正19(1591)年12月。秀吉は甥である秀次に関白の座を譲り、自身は太閤と称するようになりました。
鶴松の死から立ち直れずにいた淀でしたが、二人目の世継ぎの出産に向け意気込みを新たにします。
文禄元(1592)年4月、肥前の名護屋城から朝鮮に向け、15万8000の遠征軍が出陣し、1か月後の5月には首都・漢城を制します。
秀吉、家康と共に名護屋城で報告を受けた官兵衛は、朝鮮の王が撤退していることに疑問を感じ、石田三成と共に自ら自ら朝鮮へ出向きます。
5月半ば、官兵衛が漢城に到着すると、想像していた光景とは異なり、遠征軍は疲弊していて、兵糧も尽きかけていました。
各地で敵の反攻が始まりつつあり、官兵衛は秀吉に撤退を進言しようと帰国しますが秀吉は母・大政所の死を悲しむばかりで面会は叶いませんでした。
そんな中、挑戦での戦況は一気に悪化してしまいます。

第43話あらすじ 如水(じょすい)誕生

文禄2(1593)年7月。官兵衛は朝鮮から帰国するものの、石田三成の罠にかかってしまいます。
秀吉から無断帰国と言う形で処分を待つことになってしまいます。
光から相談を受けたおねは、官兵衛を救うために淀の力を借りることにします。
翌月、淀が世継ぎの拾を出産します。拾に一刻も早く会いたい秀吉は、大坂城に戻る前に官兵衛を呼び付けます。
そこに現れた官兵衛は剃髪していて、官兵衛は「如水円清」と号して隠居することを話します。
大坂の屋敷に戻った如水は、おねの頼みで関白・秀次の相談に乗ることになります。
秀次は、次の天下人は自分だと言われ来たのに、拾を次の天下人にしたいと心変わりした秀吉の態度に戸惑いを覚えていました。

第44話あらすじ 落ちゆく巨星

三成ら五奉行が秀次を疑い、詰問を始めます。
逆心など無いと秀次は訴えるも老いが進んできた秀吉の耳には届かず、秀次は切腹、妻子も処刑を命じられてしまいます。
老化が進んだ秀吉は不安を吐露するようになり、如水を遣わせることにします。
如水も天命が迫る秀吉の変心を防げなかった代わりにせめて最期まで見届けようと決意し、再び秀吉の側にいることになります。
そんな中、明から和睦交渉が届くものの、内容に激怒した秀吉は家臣の猛反対を押し切り、和睦どころか再出兵を命じます。
如水は傷を出来るだけ小さくしようと自ら出陣を志願し、家康は秀吉の余命をはかりつつ動くようになります。
慶長元年、拾は秀頼と改名し、翌年 朝鮮出兵を開始します。

第45話あらすじ 秀吉の最期

慶長2(1597)年。再び朝鮮出兵が始まり、如水や長政、如水の次男・熊之助も母里太兵衛の息子・吉太夫と共に朝鮮に向かいます。
熊之助は如水や長政に認められたい一心だったものの、船が転覆して遭難してしまいます。
光は悲報が信じられず、熊之助らの帰りを待ち続けます。
翌年春。一方、秀吉はまだ幼い秀頼や豊臣家の行く末を案じて、家康を伏見城に呼び出し、後事を託します。家康は家臣一同で豊臣家を守ると誓うものの、秀吉は完全に不安を払拭することが出来ません。
秀吉はさらに如水をも朝鮮から呼び戻します。

第46話あらすじ 家康動く

慶長3(1598)年8月、秀吉が死去し、如水は再び戦乱の世が訪れることを予見します。
朝鮮で戦っていた諸将たちにも帰国命令が下るが長政らは何の恩賞も与えない三成に不満を抱くようになります。
12月、小西行長が長政や加藤清正らを相手に挑戦から撤退する際に長政らのせいで危険な目に遭ったと訴えます。
その場は家康がなんとか収めるものの、翌年1月には家康を孤立させるべく、伏見城へ移らされます。
家康にも三成から命を狙われて脱出したという噂がたちますが、如水は家康の自分で流した噂だと見抜き、憤慨する三成と行長に落ち着くように進言しに行きます。

第47話あらすじ 如水謀(はか)る

慶長4(1599)年9月、秀頼の節句の祝いに大坂城を訪れた家康は、城に居座って淀をいら立たせます。
如水は、三成は家康たちと戦を起こさせる口実を欲しがっているものと悟り、家臣たちにある野望を打ち明けます。
まず、如水はおねを訪ね、家康が大坂城にいられるように、西の丸を家康に明け渡すよう懇願します。
そして佐和山城で隠居生活を送る三成の元へ行き、戦略を提言しつつも家康には勝てないと断言します。
さらに中津で隠居すると言って大坂を出た如水は広島城に立ち寄り、安国寺恵瓊に自分は徳川方にも石田方にも付かないと明言しながら毛利家の内情を探ります。
すっかり家康に心酔している長政の元に家康の養女・栄との縁談が持ち上がります。

第48話あらすじ 天下動乱

慶長5(1600)年7月、毛利らの反家康の大名を集めて挙兵した三成と、上杉征伐へ向かう家康軍が激突します。
三成は大坂城に入り、諸大名の妻子を人質に取るよう指示し、その中には光や栄も含まれていました。
そして三成は家康の振る舞いに憤慨する淀にも秀吉が作り上げた豊臣の天下を守ると誓います。
一方、豊前の中津城では、如水が農民らに金を惜しみなく与えて雇い入れ、軍を増強させていました。
善助らが人質になっていた光と栄を着替えさせ、大坂の黒田屋敷からの脱出を決行し、役人の目をなんとか逃れながら中津城を目指します。
やがて三成軍が伏見城を攻撃し始め、家康も如水の読み通り上杉征伐を中止し、応戦します。

第49話あらすじ 如水最後の勝負

九州で挙兵した如水は破竹の勢いで西軍の諸城を攻め落とし、たちまち如水の噂は九州全土に広がります。
一方 美濃赤坂に居た家康は、大垣城で籠城する三成を得意の野戦に誘うべく佐和山攻撃の構えを見せていました。
思惑通り大垣城を出る三成でしたが、三成は事前に自分が勝たないと豊臣が滅びると大名たちを説得して回っていたものの、既に長政が調略してしまっていました。
9月15日早朝、東西両軍20万の軍勢が関ヶ原に集結。三成は敵は8万と知り勝てると勢いづくものの、家康も三成は兵の人数は多いものの戦意があるのは精々2,3万と知り、大いに喜びます。
いよいよ決戦の時が近づいていきます。

第50話あらすじ 乱世ここに終わる

慶長5年(1600年)運命の9月15日早朝、銃声とともに戦が始まりました。
日が高く上がることになっても決着がつかず、家康がいら立ちを見せるようになったころ、三成の陣営から狼煙があがります。
小早川への合図でしたが、小早川はまだどちらに着くか決めかねていました。
家康のいら立ちが形となり、小早川へ進撃すると小早川は急に焦りだし、家康の見方につくことを決め、三成を裏切ったのでした。
この裏切りによって関ケ原の戦いは幕を閉じます。
一方で九州を攻め続ける如水。天下分け目の戦いは長引くと読んでいたものの、読みがはずれて僅か1日で決着がついてしまい、如水の計算も狂います。
九州全土征服を諦めた如水はあっさりと兵をひきます。
関ケ原の戦いも決着がつき、密かに天下統一を夢見ていた如水の夢は、他でもない長政の手によって絶たれることになります。
天下は家康の手へと渡り、如水は関ヶ原の後、どのような天下を作るか問うと家康の語る天下は如水も同じ納得がいくもので、如水は安心して本当の意味での隠居生活に入ります。

 

軍師官兵衛の見どころや豆知識

編集部
「この男がいなければ秀吉の天下はなかった」といわれた天才軍師・黒田官兵衛。その知略と不屈の精神力で、織田信長というカリスマに認められ、豊臣秀吉とともに天下を取り、徳川家康にも一目置かれる存在となっていく官兵衛の波乱の生涯をじっくりと描いた作品です。
主演の黒田官兵衛を演じる岡田准一の役者としてのターニングポイントとなる作品です。大河ドラマ 軍師官兵衛の主主演後は立て続けに時代劇への出演が目立つようになりました。
青年期の官兵衛は、戦場を駆け回り、真っ直ぐに困難へ立ち向かっていく爽やかな武将でしたが、主君の裏切りにより一年ほどの幽閉生活を強いられると、前半の若々しさから一転、投獄の影響で厳しい形相へと変貌していきます。
すっかり見た目も変わり、人が変わったように冷徹な策略家として官兵衛は復活します。官兵衛の生涯を演じる岡田准一の役者魂も見どころの一つになること間違いなしです。

軍師官兵衛の感想や評価・口コミ

女性の感想

天下を狙い始めたときの、官兵衛のあの不敵な笑いと、ワル官兵衛感がすごく好きです。途中から、善人官兵衛から、ワル官兵衛を出していけたのは、やはり主演を演じる岡田准一の演技力だと思います。思わず見入ってしまいました。

 

男性の感想
対毛利~秀吉天下統一までが一番面白く感じました。その後は少し失速した感じが否めませんでした。さらに最後の関ヶ原以降はダイジェスト感が凄く、前半の頃のような面白さは影を潜めてしまいました。もっと他の登場人物にもリスペクトを持って描けていれば良かったのでしょうが、残念です。
ただ、武士ならではの主従をたらふく味わえ、そこはとても満足しています。

 

女性の感想
日本史の勉強がしたくて、興味本位で鑑賞してみました。興味本位から始まったのに、最後まで一気に観入ってしまうほどの作品でした!最初から最後まで岡田准一の演技に魅了され、歴史の良い勉強になりました。

 

男性の感想
何年かぶりに、ザ大河ドラマに戻した感じがしました。途中に出てくるフレーズの「命を粗末になさるな!生きられよ!!」という言葉に単純な私は勇気をもらいました。頭を使って、賢く生きていきたいと思わせてくれる作品です。

 

女性の感想
生まれて初めて、大河を1年間欠かさず観た作品になりました!これは岡田准一さんのおかげです。
でもこれで燃え尽きてしまって、この作品以降大河は観ていない。もったいないな…。

 

男性の感想
柴田恭平が官兵衛のお父さん役でとってもいい味を出していました。主演の岡田准一の演技力の上手さも再認識させられた作品になりました。彼のように“眼で演技できる”日本人役者は最近あまりいないような気がします。

 

「軍師官兵衛」の関連作品紹介

永遠の0

太平洋戦争末期。勝利を目前にしたアメリカを大混乱に陥れた、たった一機の戦闘機をモデルに描かれる作品です。「悪魔」と呼ばれたそのゼロ戦は米軍最強の空母艦隊による一斉射撃・百万の銃弾をくぐり抜け、包囲網を突破してみせたのでした。
岡田准一さんはその「悪魔」を操るパイロット宮部久蔵役を演じ、迫真の演技が話題となりました。

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まとめ

今回は、ドラマ「軍師官兵衛」の動画を無料視聴する方法やあらすじ・見どころなどについての紹介しました。

「軍師官兵衛」は難しい歴史の話が苦手と言う人でも豪華な俳優陣とその演技力で思わず見入ってしまう作品です。

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是非この機会に試してみてください。

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