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映画『ファン・アンド・ファンシー・フリー』が楽しくなるディズニーマニア情報

映画『ファン・アンド・ファンシー・フリー』のあらすじ

第1話「ボンゴ」

サーカスで育った子熊のボンゴはショーが終わるたびに乱暴に扱われ、冷たい檻の中で眠るという生活に嫌気がさし、サーカスから抜け出して森の中で生活をすることになりました。そこで出会ったメスの子熊・ルルベルと恋に落ちます。

しかし、それを妬んだ乱暴者のオス熊・ランプジョーに取られてしまうことになります。ボンゴはルルベルを取り戻すため、サーカスで鍛えられたショーの技で単身ランプジョーに立ち向かっていきます。

第2話「ミッキーと豆の木」

ある自然豊かに活気あふれる村、しあわせ谷。この村の宝物は何といっても丘にそびえ立つ城にある一台の魔法のハープの歌声でした。

しかし、その時間は長くは続かず、一瞬にして崩れ去ってしまいます。ある日突如城が黒い影に覆われ、同時にハープはどこかへ消えて無くなってしまいました。

ハープの歌声を失ったことで作物は枯れはて、川は干上がり、地獄と化しました。  村の住民の一人であるミッキーマウスは仲間のドナルド、グーフィーと共に残り少ない食料をごく少量ながらも分け合いながらなんとか苦難を乗り越えてきました。

しかし、空腹に耐えかねたドナルドが混乱してしまい、挙句には乳牛に噛り付く始末。悩んだ末にミッキーは乳牛を町へ売ることを決意します。  その夜ご馳走を期待していたドナルドとグーフィーでしたが、ミッキーが持ち帰ってきたのは豆でした。

ドナルドとグーフィーに魔法の豆であると伝えるミッキーでしたが、さすがにドナルドは信じてもらえずその豆を投げ捨ててしまい、床に空いていた小さな穴に全て落ちてしまいました。そしてその夜、その豆にある奇跡が起こります。

ミッキーは、ドナルドとグーフィーを連れ立ち、豆から生えた巨大な豆の樹を登っていくことになります。

見どころ

『ファン・アンド・ファンシー・フリー』は1947年に公開された映画で、『ボンゴ』と『ミッキーと豆の木』の2作品を繋げて長編映画にした作品になっています。  1942年から1949年までの間、戦中戦後のお金的にも期間的にもカッツカツだったこの時代であったため、短編を繋げて長編にするオムニバスという形式の作品が6本作られました。

本作はその中のひとつです。本作に収録されている『ミッキーと豆の木』は、ウォルト・ディズニーがミッキーマウスの声優を担当した最後の作品なのです。

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